フェンシングはダイエットに最適か?多くの方が疑問をもつだろうが、結論から言えば『Yes』だ。フェンシングは、身体全体をバランスよく使うスポーツで、効率よく痩せることができる。また、一種の対人格闘技でありながら、ボクシングや総合格闘技などと比べ、ダメージを受ける事はない。それ故に、子供からお年寄りまで、幅広い世代に愛されているのだ。
もし、ダイエットをしていたり、これからやろうと思っている方は、その手段の一つとして、フェンシングを取り入れてみてはいかがだろうか?今回はあまり知られていないフェンシングのダイエット効果について紹介していきたい。もちろんフェンシング以外の方法も紹介するので、この記事があなたのダイエットのお役に立てれば幸いだ。
目次
フェンシングがダイエットにおすすめの理由
ダイエットするのに、何故フェンシングがオススメなのか。それは、フェンシングの持つ特性が大きく関係している。先に紹介した『身体全体をバランスよく使う』もその一つだが、一番着目すべきは『長く続けることができる面白さ』だろう。スポーツとは、一時期やっても、効果はなかなか上がらないもの。ダイエットも一時期痩せても、その体型をキープするのに苦慮する人たちも多い。だからこそ、長年愛用できるスポーツが必要とされてきている。実際フェンシング選手には、現役を退いても趣味で続ける人が多い。若い時に始めて、80代になってもフェンシングを続けている人もいる程だ。その為か、50代〜80代が参加できるベテラン選手権と言われる試合が世界規模で行なわれている。では何故そこまで続けられるのか?それはフェンシングが”考えさせられるスポーツ”だからだ。
フェンシングは別名「筋肉を使ったチェス」と言われており、非常に頭を使うスポーツだ。相手が仕掛けてきた突き(一手)を予想し、相手の防御(駒)を崩しながらポイント(チェックメイト)に繋げる。そしてお互いの肉体と頭脳を最大限発揮して戦い、試合が終わった後はお互いの健闘をたたえ合う。そうしたヨーロッパの騎士の資質が、人々を長年惹きつける魅力となっている。
すぐ痩せる?フェンシングのダイエット効果について
フェンシングをしてすぐに痩せることができるか?これは人によるだろう。筆者は始めて一ヶ月目から効果が出た。最初は、構えなど基本的な事から覚えていき、ポイントレッスン、実践練習(ファイティング)という流れで練習していく。始めて間も無い時は、構えを継続するのにも苦労するが、慣れてきたら構えている状態から、自由に動けるようになる。
フェンシングは頭と体を使うので、相当なカロリーを消費できる。ある調査では、フェンシングを10分間プレーしただけでも、45kcal以上(レスリング、ウェイトリフティングと同等)カロリーが消費されることが解っている。週2〜週3日で続けていけば、一ヶ月もしないうちに効果が出始めるだろう。
話題のダイエットレシピが解る!『@niftyスポーツクラブ』とは?
もしも『いきなりフェンシングを始めるのはハードルが高い!』と思われている方は、家でできるトレーニングから始めるのがいいだろう。ここで紹介している『@niftyスポーツクラブ』は全国のスポーツクラブを紹介しているサイトだが、ダイエットレシピなども一緒に紹介している。
上記のリンク先では、フェンシングダイエットの方法が記載されているが、もちろんそれ以外のダイエット方法も載っているので、幅広く利用してもらうことも可能だ。
フェンシング以外にも?ダイエットで効果のある人気スポーツランキング
1位 ランニング
脂肪燃焼ができる方法として、一番知られているのが有酸素運動だ。この方法は軽負荷の運動を長く続ける事によって、体内の脂肪をエネルギーとして消費してくれるというもの。そんな有酸素運動の中でも一番手軽なのが”ランニング”である。ランニングは場所の制約もなく、走る為のウェアとシューズが揃えばすぐにでも始められる。よく激しく走って汗をかかないと痩せないのでは?と思う人もいるかもしれないが、重要なのは有酸素運動。おしゃべりできるくらいゆっくりと走るのが一番効果的なのだ。そのペースで20分以上走るよう心がける。これを週に3〜4回程度行えば、ダイエット成功に大きく近づくだろう。
2位 水泳
ランニングに次ぐダイエットに有効なスポーツが水泳だ。このスポーツはフェンシングと同様、体全体の筋肉をバランスよく使う事によって、脂肪を効率よく消費する事ができる。オススメは平泳ぎを30分ほどゆっくりと泳ぐ事だ。平泳ぎは、他の泳ぎ方と比べて、体全体をバランスよく使う事ができる。また、一番長続きしやすい泳ぎ方でもあるので、初心者にもオススメできる。週に2〜3日のペースで進めていけばスリムな体が出来上がっているはずだ。
3位 フットサル
チームスポーツで、ダイエットに効果的なスポーツが『フットサル』だ。このスポーツの強みは、何と言ってもチームで楽しみながらできる事だ。もちろんダイエットにも多大な効果がある。フットサルはボールを蹴るなど足をメインに使う動作が多く、ふくらはぎなどの筋肉をすみずみまで鍛える事ができる。ふくらはぎは第二の心臓ともいわれており、様々なエネルギーや栄養素を運搬する働きがある。その為、運動して活性化させる事で、筋肉の成長を促すホルモンや筋肉の栄養素を体の隅々まで行き渡らせ、体内の脂肪を消費する事にもつながるのだ。効果を出すには、週3日が望ましいが、難しい場合は、ランニングや自重トレーニングと併用しながらやるのもオススメだ。
4位 ヨガ
ヨガには新陳代謝を上げ、脂肪燃焼を高める効果がある。その理由は、独特の姿勢と呼吸法を重視しているところにある。ヨガは元々、古代インドで発祥した修行法で、日常ではあまり使わない筋肉をあえて動かすことで、効率よく脂肪を燃焼することができる。また呼吸をしながら体を動かすので、ウォーキングと同じく、有酸素運動をすることが可能だ。他にも、リラックスして自分のペースで続けられる為、疲労回復やストレス解消にも効果がある。ヨガは激しい動作がないので、いきなり激しい運動をしたくないという方にオススメだ。
短期間で痩せることにはどうすればいいか?
2ヶ月のダイエットで痩せた方法
2ヶ月で痩せるというのはそれでけで大変な作業だが、しっかりと自分で決め事をすれば不可能ではない。事実、2ヶ月で6キロ以上の減量に成功したという事例もある。減量に成功した人は、激しい運動をしたわけでも無理な断食をしたわけでもない。ただ自分に決め事をしただけだ。例えば、1日の摂取量を普段の3分の2に減らしたり、カロリー計算をして普段からダイエットを意識し、ヘルシーな食事を続けていたりしたのだ。ダイエットで重要なのは痩せたいという”強い意志”だ。もし、2ヶ月で痩せたいという方は、自身の現状を把握し、1日のカロリー摂取量を決め、歩く時間を増やしてみるなど、小さいことから始めると良いだろう。
2週間で痩せるというやり方も
2週間でダイエットというのは非常に難しく感じるだろうが、不可能ではない。ポイントは食事と運動だ。食事は野菜スープなど汁物がオススメだ。野菜には豊富に栄養が含まれており、スープにすることで満腹感を得られる。さらにウォーキングなど、毎日しても負担がかからない運動をすることで、脂肪の燃焼を定着させ、短期間で結果を出すことも可能だ。一点注意しなければいけないのは健康面だ。頑張りすぎるあまり、体調を崩してしまっては元も子もない。無理なくできるダイエットにこそ意味はあるのだ。
まとめ
いかがだっただろうか?フェンシングのみならず、ダイエットには様々な方法がある。一番大切なのは、”楽しくダイエットを続けられる”ことだ。この記事がダイエットのお役に立てれば幸いだ。